先日調布に4つの小規模保育園を展開されている
“ちいはぐ”さん→http://www.csmile.co.jpの
保育に日々携わる方々への社内研修に
今年も講師としてお招き頂きました。
テーマは『子ども健康管理』。
日々の小児はり灸治療の臨床より、
お子さんの心と体の繋がりと、
健康についての東洋医学の視点等をお話させて頂きました。
子どもの動きは本当に、嘘と無駄がないのだと日々感じます。
だからこそ、
・どうしてそんなことをするのか。
・大人に訴えていることはなんなのか。
・その行為は本当に注意される行為なのか。
・“してはいけない”こととは一体なんなのか。 等々・・・
大人が当たり前だと思い込んでいることを
改めて『本当にそうなのか?』と
問いかけるような“子どもの行為”の重要性を思います。
そして、第三者である小児はり灸治療を行う私達は
はり灸治療と同時に、
鍼灸師という東洋医学を介在する第三者だからこそ見える視点を
保護者の方々にお伝えすることも重要な仕事だと思っております。
体から聞こえてくる、お子さん一人一人の
溢れんばかりの才能や
言葉のボキャブラリーがないまたは少ないがために伝えられない辛さ
などを、通訳のようにお伝えできることもあるからです。
熱気にあふれた研修で、皆さんの情熱に私もとても感化された一日でした。
また、是非今度は私たち鍼灸師が、
保育の現場のお話を伺える機会を設けられたらなと思いました。
”ちいはぐ”の皆様、お招きいただきありがとうございました。